12選【3分で読める】40代女性管理職が感じるフレキシブルな労働環境のメリットとデメリットとは

マネージャーの役割

皆さん、こんにちは。管理職MOMです。

今皆さんは在宅勤務でしょうか、出社勤務でしょうか、それとも在宅3割出社7割などのハイブリッド型勤務でしょうか。

コロナ規制により一気に必要に迫られて広まった在宅勤務ですが、5類に移行されたのちは大手含め
多くの企業が在宅から出社に切り替えたというニュースを読みかけましたので、私たち日本の労働環境として在宅というのはなかなか取り入れにくいのか・・・というところです。

管理職MONの会社は、実はコロナが広がるまえから在宅勤務を取り入れており、コロナ以前より週程度の在宅は実施していたので、比較的すんなり皆在宅に移行ができました。しかしそれでも100%在宅となると会議だったり、日々のコミュニケーションに苦労したのを覚えています。

今回は在宅勤務も含め広がりつつあるフレキシブルな働き方におけるメリット、デメリットについて触れていきます。

メリット

ワークライフバランスの向上

フレキシブルな労働環境は、仕事とプライベートの調和を取りやすくします。家族や趣味、健康など、大切な時間を確保できます。

例えば在宅勤務のメリットは何といっても通勤時間が無くなる!ということが挙げられます。私の同僚も片道90分(一日3時間!)の通勤時間が無くなったことにより、満員電車のストレスや準備にかかる時間など単純に通勤時間にかかる以上のメリットがあると言っていました。
その空いた時間をいかに自分のために使うか、がポイントになると考えます。最初は特別な3時間が現れたことにより、何しよう!と考えるもののそれが日常になると、きづいたら時間が経ってしまった・・・。となりがちです。

働きママは家にいると家事やら課題が山積みですので、もちろん空いた時間を使ってこれらをこなすこともいいですが、せっかくですので洗濯物の山は横において、Me timeを過ごしてみて下さい。
時間には名前はついていませんが、自分自身でこれをする時間!という自分のための時間を楽しんでくださいね。

生産性の向上

朝型の人も夜型の人も、最も効率的な時間帯で仕事ができるため、生産性が向上します。また、通勤時間を削減できるため、仕事に集中できる環境が整います。

フレックス制を取り入れている企業などは、一部コアタイムがあるにしても自分自身で業務を行う時間を決められます。私の会社でも以前はコアタイムが日中にありましたが、今はフルフレックス制となり月間の業務時間(基本20~22日×7時間=140~154時間)をその月で消化する感じです。もちろん一人で仕事をしているわけではないので、ミーティングなどですべてが自分の思い通りとはいかないまでも自身でコントロールできる働き方は、特に働きママ世代にはありがたい制度です。ちなみに最近では時間休制度などもあり、1時間だけ子供の保護者会のために仕事を抜けたい!という時なども半休、1日休をとらずして対応できるのでかなり使っています。

従業員の満足度向上

フレキシブルな労働時間は従業員に対する働きやすさのサインとなります。従業員が自分の生活スタイルに合わせて働けることで、モチベーションが高まります。

少し前までは9~17時は完全会社のための時間、という意識が強かったですが、フレキシブルな職場環境が整っていくにつ入れてワークライフバランスがよりとれるようになり社員のモチベーションアップに貢献しています。
先にも述べましたが、働きママは特に仕事、家事、育児のトリプルロールで忙しい!仕事は休めないけど子供の行事で1時間だけ仕事抜けたいとか、銀行行きたいとか、そんなときにちょろっと抜けられる制度があればすごく助けになります。そんなこと!?と思われる方もいるかもしれませんが、平日の昼にしかできないことって結構あったりしますよね。そういうプライベートのこまごましたことを当たり前にできる働き方って、たいしたことではないと思ってほしいなと切に思います。
能力の高い働きママを継続的に雇用したいと思っているスマートな企業にはその点重要視してほしいところです。

デメリット

コミュニケーションの課題

フレキシブルな労働時間では、同僚や部下との直接的なコミュニケーションが減少することがあります。連絡が取りづらくなるため、情報共有やチームワークに課題が生じることがあります。

在宅勤務が始まった当初の多くの企業が直面した課題です。私の会社でも今でこそTeamsを利用したチャットやビデオオンのミーティングの実施などで、比較的密にコミュニケーションが取れていることで不都合は感じておりませんが当初は誰が何をやっているのか見えてこず、大きな課題でした。メンバーも在宅ワークに慣れてきたこと、そもそも出勤時代に培った人間関係がベースにありの在宅だったので受け入れもしやすかったと想像します。
しかし何の人間関係のベースがない新人さんや中途採用の型にとってはなかなかヘビーな環境であることは変わりません。やはりそこで必要なのは管理職が社内のメンバーとのコミュニケーションをとれる場を提供するということに尽きるかと思っています。
どのようなやり方が有効化は別の機会に詳しく説明しますね。

過度な労働時間

自宅で仕事をする場合、仕事とプライベートの境界が曖昧になりがちです。結果として、過度な労働時間や仕事のストレスが発生する可能性があります。

在宅勤務の場合、家に帰る必要がなくなるので長時間労働となる傾向があります。これは私の会社でも在宅勤務導入時のお決まり事として残業はしないこと、というのが明確に通達がありました。もちろん必要な残業もありますので全くしてはいけないということではないのですが、中にはだらだらと生活残業を行う方も残念ながらいるという事実に基づきます。
この点については自身で時間を管理して行く能力が問われてきます。同じ業務量で残業なくこなすAさんと毎月20時間の残業をするBさん、評価が高いのは当たり前ですがAさんです。その事実は期末評価などで返ってきますし、優秀な社員=タイムマネージメントができる、だと思いますので、ここは自身も肝に銘じていかねばならい点となります。

今回の処方箋

まとめると、自由を与えられるということは自身の責任も増える、ということに尽きるということです。自由であるということは、自分に決定権がゆだねられているということですので、業務時間の管理、タスクを終わらせるための管理、などしっかりと意識していかないとなりません。

外資系は自由でいいよね。という表面的なところしか見ていない発言をたまに聞きますが、その裏には自己判断、自己達成、などなどいろいろな責任が個人個人に与えられているということに気づいていただけるといいかなと考えます。

しかしながら外資系だけではなく企業としては自己判断できる社員を求めていますので、それはどの企業においても求められるスキルということかと思っています。
どのようにそのスキルをつけていくかについては1on1などを利用して管理職がやらねばならぬタスクだと思っております。

決して難しい事ではありません。つまりはできる限り会社とそこで働く社員がWINWINになる関係を築くお手伝いを管理職として担っていく、ということです。
考えるだけでワクワクしませんか?

See you next time^^

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